オートマ限定の二輪免許を取ろうと思ってこの記事に辿り着いた人は特に読んで欲しい。知っているのと知らないのとでは雲泥の差があるのだ。免許取得、バイク購入への参考になれば幸いです。
下の関連記事から抜粋:
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警察庁は8日、オートマチック(AT)限定の自動二輪免許導入を盛り込んだ道交法施行規則改正試案を公表した。クラッチ操作のいらないATスクーターが普及、免許新設の要望が高いためで、一般から意見を募集し来年6月をめどに導入する。さて、私は現在ビッグスクーターにのっている。
この話題のオートマ限定二輪免許で乗れるバイクなのだが、まず、先入観による勘違いをなくして欲しいと思う。
乗りやすいと運転しやすいは別だという事だ。
確かに、ビッグスクーターは足場が広く、後部座席も広い。
乗りやすさは抜群だ。
しかし、反面、転倒しそうな時に足が着き易いというデメリットがある。
スノーボードをやった事ある人ならわかる例えだが、
転倒時に手を出して倒れるような感じで危ない。
バイクの場合は、倒れない時でも恐怖で足を出す事で事故に繋がる場合がある。
ニーグリップ(ひざでバイクを挟む事)もできないので体も車体も不安定なのだ。
また、足場が広い分エンジンが後方よりに置かれている。
この事により、後ろ過重になり、極端に言うとウィリーに近い状態だとイメージするといいかもしれない。前輪の操作性が悪いのだ。
その上、他のミッションのバイクに比べるとタイヤの径が小さい。
以上の事から、曲がりにくい、スリップしやすいバイクと言える。
雨天時、カーブ時、ブレーキ時には特に注意して欲しい。
マンホール、白線の上も要注意は他のバイクでもいえるがこれも特に気をつけたほうがいい。
また、タイヤの径が小さい事により、路面のでこぼこにハンドルが取られやすい事もあげておこう。大きい車体でしかもハンドルが取られるという事はすり抜け時には他のバイクより技術が必要だと認識して欲しい。
極端に例えるとフワフワソファーの一輪車だ。
この記事を読んで、簡単そうという理由から無理な運転や事故が増える事がないようになってもらえると幸いだ。
別のデメリット面もあげておこう。
メンテナンス費が高い。
カウルがついている事はメリットでもあるのだが、それをはずす工賃だけで他のバイクの修理費の倍になる事がざらだ。
パーツより工賃が高い事もよくある。
これは、自分で修理することにより解決できる。
カウルをはずすぐらいならドライバーとスパナさえあればできる。
しかし、知識は絶対必要なのでネットでも色々説明してくれているところがあるので調べてみよう。要望があればわかる範囲で教えたり紹介しようと思う。
デメリットばかりではなんなのでメリットもあげたいと思う。
運転面では不満ばかりだが、いい面もいっぱいある。
○先ほどにも書いたように座り心地がいい。
長距離運転には先ほどの運転しにくい面から違う疲れがあるのだが、
町乗りにはとても便利だろう。
後部座席も広めなのでタンデム者も気持ちは安心感がある。
○収納が大きい。
これはとても大きなメリットだ。
メットを持ち歩く煩わしさ、盗難の心配が少ない。
また、手荷物の鞄を選ばない。
ミッション車と違って車の装備もつける場所がある。(オーディオなど)
○カウルとスクリーンにより快適。
少しの雨なら足が濡れない。風が当たらない分、疲れが少ない。
エンジンが遠いので火傷も少ないし、熱くない。
靴、服装を選ばない。ミッション車は革靴だとギヤ変える所に傷がつく。
○ゆっくり安全運転で走らなければならない。
ミッションと違って加速には限界があるので無理な追い抜きができない。安全運転しなければ危ないバイクだから、安全運転できる。
(私は昔、飛ばしまくってました。)
こんなところだろうか。
相談したい事があればメールでもして頂ければわかる範囲で相談に乗りたいと思います。
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